ワークロイド研究会 事例紹介「ワークロイド開発のマネジメント」

ワークロイド研究会「事例紹介」を以下の通り開催致します。WUA会員登録されている一般無料会員は、ワークロイド研究会会員でない場合でも、有料にて参加可能です。参加費は一人1,500円です。希望者は、entry@workroid.comに「2024年2月16日事例紹介参加希望」としてお申し込みください。

2024年2月16日(金)午後6時00分から午後8時00分

「ワークロイド開発のマネジメント:テムザック(tmsuk)社の事例分析より」

公益財団法人アジア成長研究所 准教授 岸本千佳司

 
本報告は、テムザック(tmsuk)社の事例分析である。同社は中小企業でありながら、オープンイノベーション活用を通して大企業を超える製品開発力を発揮し、ワークロイド業界の先駆者となっている。また同社は、高度なメカトロニクス技術を土台とするインテグレーション(統合化)と実用化(製品化)の能力を武器に、大学研究者等の多数のパートナーを引き寄せ大規模なイノベーション・ネットワークを形成している。それに惹かれ大企業や政府機関を含む多数の顧客・ユーザーからも製品開発依頼が寄せられている。中小企業の制約を外部パートナーの活用で補い、多様なシーズと現場のニーズが出会う場となることで、多種多様なロボットの開発を実現しているのである。人材育成でも、ロボット全体の構想力を持ち多様な専門分野に跨るロボット開発プロジェクトを管理できる「プロデューサー」的人材の成長を促している。本報告では経営学的観点から、こうしたテムザック社の発展のメカニズムについて分析する。

第1部 午後6時00分から午後7時00分

事例紹介「ワークロイド開発のマネジメント:テムザック社」

第2部 午後7時00分から午後7時30分

対談:株式会社テムザック 代表取締役議長 高本陽一

第3部 午後7時30分から午後8時00分

質疑応答、フリーディスカッション