本会の役割

「ロング・テール市場」に対応したロボット開発の提案


共通ニーズに基づくコンソーシアムの形成 × 部品・開発環境の共通化 × アカデミア


●個社の開発費用の負担軽減
ロボット開発には多額の費用がかかりますが、個社で負担できる開発費用は限られています。本会では、ワークロイドを必要とするロボット・ユーザーから共通ニーズを掘り起こし、共同開発を行う。
コンソーシアムを形成して、一社当たりの開発費用の負担を軽減します。

●ロボットの開発費用の削減
ROS、GAZEBO などのオープン・ソースを活用するとともに、ロボットを構成するハード、ソフトを再利用可能なコンポーネント化して開発費用を削減し、幅広いロボット・ユーザーが利用可能な価格にします。また、開発企業ごとに異なる開発用語、規格等を共通化して開発環境を統一し、開発効率を向上させます。

●アカデミアの開発技術の活用
各大学の研究室で開発された最新技術を活用して開発期間をショートカットします。また、各大学の研究室で蓄積された知的財産は、ロボット開発を通して社会に供給することで、研究資産を一般の人々が活用できる技術資産として有効活用できます。

「労働人口の減少に伴う労働を代替するロボット」の利用環境の整備

●労働人口の減少に伴う労働を代替するロボット」の利用環境の整備
「労働人口の減少に伴って労働の代替を行うロボット」が社会で活躍する場面では、ワークロイドが使いやすいロボット・フレンドリーな環境や各種規制、法律の調整が必要になります。本会では、ワークロイドの社会実装のために必要となる提言を行い、省庁・自治体。ロボット開発関係者、各種専門家、ロボット・ベンダー、研究機関など、幅広い人々に協力を呼び掛けて行きます。

●ワークロイド開発のインテグレータの育成及び裾野産業の開発
ワークロイドを必要としていてもそれを実現する方法が分からない人達に、最適なワークロイドを提案するロボット・システム・インテグレータの育成を行います。ワークロイド開発のインテグレータを育成することで、ワークロイドの開発を促進すると同時に、部品・素材の裾野産業の広がりを形成して行きたいと考えています。