会員について
氏名、団体名、大学名は五十音順に記載しています。また、氏名の敬称は省略しています。
会員 法人及び個人会員、特別会員、名誉会員 総登録者数232名 (2025年4月1日現在)
特別会員 地方自治体及び外郭団体 6団体
北九州市役所産業経済局産業イノベーション推進室 | |
京都府庁商工観光労働部 産業振興課 | |
京都市役所産業観光局産業イノベーション推進室 | |
(公財)京都高度技術研究所研究開発本部 | |
福岡県半導体・デジタル産業振興会議 | |
福岡県宗像市役所 |
特別会員 大学及び公的研究機関等 20名
公益財団法人 アジア成長研究所 | 研究部 准教授 | 岸本千佳司 |
金沢工業大学 | 産学連携室 教授 | 南戸秀仁 |
九州工業大学 | 機械知能工学研究系 教授 | 相良慎一 |
九州工業大学 | 大学院生命体工学研究科 教授 | 石井和男 |
九州工業大学 | 情報工学研究院 知的システム工学研究系 未来社会ロボット実装センター 副センター長 | 林英治 |
NPO国際建設技術情報研究所 | 理事/博士(工学) | 前田純一郎 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 | AIST-CNRSロボット工学連携研究ラボ 連携研究ラボ長 | 金広文男 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 | 情報・人間工学領域 シニアマネージャー | 小島功 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 | 情報・人間工学領域 人工知能研究センター キャリアエキスパート | 高橋栄一 |
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 | 情報・人間工学領域 人工知能研究センター 客員研究員 | 田中純 |
芝浦工業大学 | 特任研究員/土木研究所 招聘研究員 | 油田信一 |
東京大学大学院 | 人工物工学研究センター 特任研究員、工学博士 | 本田幸夫 |
長崎大学 | 副学長 工学部 教授 | 山本郁夫 |
長崎県立大学シーボルト校 | 情報システム学部 情報セキュリティ学科 学科長 教授 | 小林信博 |
広島大学 | 大学院先進理工系 教授 | 高木健 |
福岡歯科大学 | 成長発達歯学講座成育小児歯科学分野 教授 | 尾崎正雄 |
明治大学 | 大学院理工学研究科 教授 | 武野純一 |
早稲田大学 | 創造理工学部総合機械工学科 教授 | 石井裕之 |
早稲田大学 | 理工学術院 教授 | 高西淳夫 |
早稲田大学 | 理工学術院 教授 | 橋本健二 |
名誉会員 3名
北野宏明 | 特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長、沖縄科学技術大学院大学教授 |
トーマス・ボック | ミュンヘン工科大学 名誉教授 |
パオロ・ダリオ | 聖アンナ大学院大学 バイオロボティクス研究所 所長 |
名誉会員 略歴
北野宏明:特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構会長、沖縄科学技術大学院大学教授
1984年 | 国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)卒業後、日本電気(株)に入社、ソフトウエア生産技術研究所勤務 |
1988年 | 米カーネギー・メロン大学客員研究員 |
1991年 | 京都大学博士号(工学)取得 |
1993年 | ソニーコンピュータサイエンス研究所入社 |
1996年 | 同シニアリサーチャー |
2001年 | 特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構を設立、会長に就任 |
2002年 | ソニーコンピュータサイエンス研究所取締役副所長 |
2008年 | 同取締役所長 |
2011年 | 同代表取締役社長 |
2016年 | ソニー株式会社 執行役員コーポレートエグゼクティブ |
2020年 | 同常務 |
トーマス ボック:ミュンヘン工科大学 名誉教授
ボック教授の主要研究はロボットの設計、ロボットのプレハブ工法、ロボットの稼働、ロボットのメンテナス更にロボットのリサイクルと言った、ロボットサイクルの全工程に関係しています。ボック教授が提唱する「Robot Oriented Design」では、人の作業では到達できない効率性を建設ロボットで実現しました。他の専門領域としては、生命維持システムの研究があり、本分野は宇宙ステーションから発想を得たロボット環境の知見をベースに、高齢者向けの生活を支援する家具のロボット化や仕事環境、移動手段の研究を行っています。 ボック教授は、シュッガルト大学(ドイツ)、イリノイ工科大学大学院(シカゴ)、東京大学大学院で学位を取得、フランスのCNRS(Centre National de la Recherche Scientifique)で欧州で初めての建設ロボット委員会を設立し、1989年にはカールスルーエ大学で建設管理の自動化の教授となり、1997年からはミュンヘン工科大学の教授をされています。イリノイ工科大学(シカゴ)で発表した論文「シカゴのダウンタウンにある多用途高層ビル」は、ハーバード大学から「ベストUSA論文賞」を授与されました。 1984年から1989年まで、日本文部科学省の奨学金を受け、東京大学(内田研究室)で「ロボット志向の建設と建築システムの研究について」で工学博士号を取得し、2007年より東京大学工学部のフェローも務めています。2011年には、日本外務省より約20年間に亘るミュンヘン工科大学と日本の大学間における交換留学制度構築に尽力したことに対して外務大臣表彰を受賞しました。 特に情報科学、電子工学、機械・ロボット工学、建築等を専門とする理科系の日独及びEU諸国の学生間における学術交流と相互理解を促進し、日独両国の将来を担う学生間の交流の強化に大きく寄与しました。さらにボック教授は「自動化及びロボット国際協会」とアジア人環境協会の共同創設者兼理事長であり、世界の各政府、学会に助言しています。 2017年には、日本との建設ロボット工学における35年間の先駆的な研究によりドイツ研究振興協会Seibold賞を受賞されま した。 |
パオロ・ダリオ:バイオロボティクス研究所所長
主な活動 | ○研究分野について パオロ・ダリオ教授の主要研究分野はバイオロボットと生物工学で、バイオインスピレーションとバイオアプリケーションを組み合わせるフロンティア研究分野であり、多分野に渡る学際的研究を行っています。 |
○バイオロボティクス研究所について パオロ・ダリオ教授は、イタリアのピサにあるイタリア聖アンナ大学院大学のバイオロボティクス研究所の所長を務めており、当該研究所には約200名の研究員が所属し、その中の90名以上が博士号を持っています。バイオロボティクス研究所の設立目的は、最先端の科学技術への挑戦を挑むことで、社会や各産業分野に新しい可能性をもたらし、世界を知識の中核へと導く、専門分野の垣根を越えた有能な発明家、起業家としての21世紀のエンジニアを養成することです。 |
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○大学等での活動について パオロ・ダリオ教授は、イタリア聖アンナ大学院大学の生物医学ロボティクスの准教授、さらに複数の大学(ブラウン大学、EPFL、カシャン高等師範大学、カタルーニャ工科大学、浙江大学)の客員教授を務めています。また、パオロ・ダリオ教授は、現在、早稲田大学、天津大学教授、ハリファ大学ロボティクス・医用生体工学客員主任研究員として、数多くのイタリア及び欧州のロボティクス・プロジェクトのコーディネーターを務めています。その他、IEEEフェロー、欧州医療生物工学協会のフェローを務めています。 |
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○ロボット工学への貢献について パオロ・ダリオ教授は、ロボット工学に関する科学論文(ISIジャーナルでは約400)を約800発表しており、論文引用の頻度を表すH指数はイタリアの科学者で最も高い56で、12,945もの引用があります。また、発明した特許は33件あります。 |
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○専門誌への貢献について パオロ・ダリオ教授は、数多くの国際的な専門誌や書籍の編集長、副編集長さらに編集委員をされ、高名なロボット工学科学専門誌「Science-Robotics」の編集委員会を組織しました。 |
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○受賞歴について 生物医学ロボティクスのパイオニア研究に対するジョセフエンゲルバーガー賞(2014年)、ロボティクス及び自動化に関するIEEE RASジョージサリディスリーダーシップ賞(2014年)、IEEE RAS パイオニア賞(2017年) |
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○ベンチャー企業の支援について パオロ・ダリオ教授は、生物医学装置及び関連サービスの市場で事業展開している20以上のベンチャー企業を支援しており、そのうち5社の役員を務めています。 |