「働くロボット(ワークロイド)の普及をユーザーから考える会」 設立総会開催のお知らせ

世話人代表:高西 淳夫

背景、皆々様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
2020 年9 月25 日に準備総会開催のお知らせとして、2021 年初旬に準備総会、2021 年春に設立総会を開催するとお知らせを致しましたが、準備総会を省略して 2021 年3 月12 日に設立総会を開催し、本会の活動を早期に始めることに致します。
Workroid のコンセプト実現を期待される皆様の思いに早く応えるべく、まずはできることから、ホ ームページによる情報発信と定期的な勉強会の開催からスタートしたいと思います。勉強会では、最先端のロボット関連情報の発信とロボット研究者を紹介し、特に“ロボットを必要としていてもそれを実現する方法が分からない人達”へロボット活用の閃きを届けたいと考えています。そして、その過程を通して、本会の中長期的な目的であるWorkroid の実現を図って行きたいと思います。

私は、ロボット研究に何十年も関与してきましたが、ロボットはそれを使う側のニーズを実現するために存在するものであり、それゆえにユーザーの要望を明確に把握しなければロボットの設計ができませんでした。ユーザーの方々には、いろんな発想やアイデアを持った方がいて、自らロボット開発を進めるのですが、その過程で諦めたり、開発に失敗されているのを目の当たりしました。そういった経験から、私は、ユーザー視点でロボット開発を支援する団体が必要ではないかと思い、本会の設立を目指
すことに致しました。世話人一同は、ロボットを必要とする多様な方々へWorkroid を提供できる仕組みを1 年に渡り議論し、本会設立を準備してまいりました(別紙 1)。また、ユーザーの方々へのヒアリングも行い、ユーザーが直面する課題の把握にも努めました(別紙 2)。

設立総会はZoom のオンライン配信とし、東京とイタリア及びドイツを繋ぎ、バイオロボット工学の
権威であるイタリア、バイオロボティクス研究所 所長 パオロ・ダリオ教授(別紙 3)、建設ロボット「Robot Oriented Design」提唱者であるドイツ、ミュンヘン工科大学トーマス・ボック教授(別紙4)にも参加頂く予定です。本会の目的を世界的な知見のもとで実現したいと考えています。
設立総会の開催日時は、以下の通りです。オンライン配信へアクセスするためのアドレス及び開催内容は追ってご連絡致します。


「働くロボット(ワークロイド)の普及をユーザーから考える会」設立総会
開催日時:2021 年3 月12 日(金)午後5 時30 分~午後7 時30 分
(Zoom によるオンライン会議にて開催)

 

以上、よろしくお願い致します。

設立総会ご案内PDF>