2024年3月期WUA事業計画

2023年5月19日理事会にて、2024年3月期事業計画を以下の通り策定致しましたので報告致します。

一般社団法人ワークロイド・ユーザーズ協会

2024年3月期事業計画書

Ⅰ.基本方針

1.ワークロイド研究会の会員数を増加させて活動を活性化する。

2.業界横断的な共通ニーズの調査・分析を行う。

Ⅱ.事業活動の計画

1.ワークロイド研究会の会員数を増加させて活動を活性化する。

現状の課題として、ロボット・ユーザーの会員が少ないことです。当協会の目標とする業界横断的な共通ニーズに基づく企業群のプロジェクト化を実現するためには、より多くのロボット・ユーザーの会員を獲得する必要があります。そのために、会員募集イベントの実施、SNSによる情報発信、デジタル出版による啓蒙活動、当協会のパンフレットを用いた勧誘活用、QRコードを活用した会員登録などを計画しています。さらに、研究会で提供するプログラムに、研究会会員がワークロイドのプロジェクトを立ち上げるために必要な知識・情報の基礎講座を設け、その受講者によって来期2025年3月期に具体的なプロジェクトを立ち上げることを目標とします。

①会員募集イベント

☑等身大の動くガンダム開発の解説プログラムへの参加(2023年6月25日予定)

GUNDAM FACTORY YOKOHAMAが企画している等身大の動くガンダムの解説プロラムの参加を当協会で登録し、会員に限らず幅広く参加者を募ります。等身大の動くガンダムを見学するとともに、その開発者である石井啓範氏から開発の解説及び高西会長との対談を行って頂きます。

☑公開セミナー(2023年7月21日予定))

セミナー会場でのリアルな対面イベントとWEB中継を組み合わせたハイブリッドなセミナーとして行います。「成功するためのロボット開発体験談」株式会社IHI 技術開発本部 技監 村上弘記氏、「日本文化とワークロイド・スピリッツ」 ミュンヘン工科大学 名誉教授 トーマス・ボック、早稲田大学 教授 高西淳夫の対談を主な内容として予定しています。

②SNSによる情報発信

Facebook、Youtubeに当協会のページを設けて、ワークロイド研究会で行った基礎講座のダイジェスト版などの情報発信を行います。

Facebookページ

Youtubeチャンネル

③デジタル出版

デジタル書籍でダウンロード販売を行います。ワークロイド研究会有料会員には無料で提供します。

④パンフレットの活用

当協会の活動を分かりやすく伝えるためにパンフレットを活用します。

⑤QRコードを活用した会員登録

会員登録用QRコードを作成し、スマートフォンに基づいて簡単に会員登録ができる環境を提供します。

2.業界横断的な共通ニーズの調査・分析を行う。

業界横断的な共通ニーズに基づくワークロイド・プロジェクトの構想を実現するには、対象とする共通ニーズをある程度絞り込まなければ取り扱うべき内容が発散して具体化が困難になります。このことは、ワークロイドの単機能化をどこまで行うかを判断する場合にも言えることです。ロボット・ニーズを調査・分析して、取り扱うべきニーズを絞り込むことはワークロイドの実現に向けての必須作業と言えます。一方で、ロボット・ユーザーのニーズ情報は、ロボット関連のサプライヤーにとって、どのような製品を開発すればよいかの重要な指標となる情報です。当協会が、ロボット・ユーザーのニーズ調査に基づいてデータベースを構築すれば、それはサプライヤーに対する有効なサービス一メニューとなります。ロボット・ニーズ調査を行うにあたって、調査項目や調査フォーマットを検討し、それに基づいて当協会の一般会員、ワークロイド研究会会員さらには会員以外のロボット・ユーザーに調査範囲を拡大していきたいと思います。収集した情報は、ワークロイド開発の指標として活用するとともに、サプライヤー向けの情報提供サービスのデータ。ベースとして蓄積していきます。

Ⅲ.その他

1.社員総会の開催

定時社員総会を年に1回行い、必要に応じて臨時社員総会を開催します。

①理事会の開催

通常理事会を年2回開催し、それ以外に理事会の承認・報告が必要な場合には随時、臨時理事会を開催します。

②定例会の運用

月1回、当協会の役員を中心とした定例会を開催して、当協会の運営に関わる実務的な課題を検討します。

③ワークロイド研究会の運営

基礎講座、ワークセッション、専門家による講座、ロボット・ニーズの報告及び共通ニーズの分析を行います。

以上