竹中 透 特別アドバイザー 就任のお知らせ

このたびWUAでは、2025年1月1日付にて
本田技術研究所 元主席研究員の竹中 透(たけなか とおる)様を特別アドバイザーとしてお迎えいたしました。

竹中様は、ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」の生みの親として知られており、その二足歩行の技術は世界中のヒューマノイド技術の基盤となっています。

しかし近年、TeslaのOptimusや1X TechnologiesのNEO、UnitreeのG2など、ヒューマノイド開発が世界各地で急速に進む一方で、日本はやや出遅れていると言わざるを得ない状況です。

そこでWUAでは、昨年11月18日に「ヒューマノイド2.0の予感~ビジネスの現場に入り始めた人型ロボットの未来」と題し、竹中様を講師にお招きして、ご講演およびディスカッションを行いました。

ASIMOをはじめとするわが国の人型ロボット技術のポテンシャルの高さを改めて実感すると同時に、竹中様の技術者に留まらない豊かなご見識に大きな可能性を感じる機会となりました。

ご参加いただいた方の中には、落ち着いた雰囲気の中にも、時折実演を交えるなど迫力を感じさせるご講演を、いまでも印象深く覚えていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?

竹中様には、技術だけでなく、教育やイノベーション分野に対しても知見をいただき、活動を一層発展させるべくご助力いただきます。

現アドバイザーの株式会社テムザック 髙本陽一議長、早稲田大学 橋本健二教授に竹中様が加わることにより、以前にもまして強力な布陣となりました。

これを好機として、WUAの活動のより一層の進化や「ヒューマノイド2.0」をさらに加速させるべく、皆様におかれましては、引き続きのご支援・ご協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。